廃人デイズ

まあ、、、ああはゆったものの、
相変わらず暇を見つけては足繁く通っておる。

そこそこレベルも上がったし、仲間もふえたし、
行ける場所も飛躍的に広がっている。
無茶さえしなければ、暮らしに困ることもない。



こないだは最初の頃お世話になった人と、
ひさびさに一緒に旅をした。
独特の雰囲気と味のある冒険者で、
話してると心がとっても和む人だ。

おそらく真性廃人さんだと思われる。

あの頃はその人が語る、あんなことやこんな事が、
さぱーりわからなかったわけだが、
いまは同じ調子で会話できるようになってる。
武器の種類、魔法の効能や技の連携、、。

そして彼は、その日の終わりに、
われわれ経験不足の幼い冒険者に
さとすように語りかける。

自分もいままで、先人たちにいろいろ助けてもらった。
だから今、強くなった自分は君たちを助けてあげる。
将来君も困っている人が居たら、同じように助けてあげてね。
外人も日本人も関係ないよ。困ってる人が居たら、
自分がそこにいたら、ただ助けてあげればいい。

素晴らしい!

そろそろ外が白み始める明け方近く、
訥々と語るその人の文字が画面を流れる。
同期のヤツと感動しながら、元気よく、、
「はい!今日はありがとうございました!」

ああ、、リアルじゃないのが残念だ、、。