いいかげん明日のこと考えた方がいい。
アノ日以来、ひとつきが過ぎ、
記憶はうすれつつあるけど、
ときおりグラっときて。
イヤでも現実であった事を知る。
夢かうつつか幻か。
あの日は避難しててもまだ電気はいっぱい来てたんだ。
もはや0311以前のノーテンキな日々には戻れぬと思いつつ、
なんとか日常を維持しようとあがいているわけで。
日々、余震や津波に襲われ
放射能の恐怖におびえる世界のクセして
バギーに乗ったモヒカンが襲い来ることもなく
平和な日々が過ぎていることが違和感。
ご幼少のみぎりより
関東に生きるものとして震災教育を受け
1999年、恐怖の大王すら退けた我であるのに
まさかにこういうカタチだとは思いもしなかったよ。
さて、そんな年に人生半世紀を迎えんというワケで
いやがおうにもイロイロ考えざるを得ない。
仕事は、家庭は、人生はと先延ばしにしてきたものが
一気に答を求められているカンジである。
写真はいずれも0311のもの。
まだ夜は明るかった。