へそまがり

まあ、向こうと一緒ってのも芸がないし、

こっちは一日になんぼでも書けるわけで。

向こうをクルマバカ日記にしててもしょうがねえから、

こっちをそうするか。

とはいえ読んでるヤツは向こうより少ねえかな、と(^^;

つうことで昨日は一日たっぷりダイダイとつきあってみた。

ちょっとづつだが仲良くなれた気がする。




思えばこのTTってのはデビュー以来、

正直あてくし的には論外、眼中外なクルマであった。

どっちかつうとキライなタイプだったな。

ほら、なにげにその存在は気にはなってるから

相手のこと理解したいキモチはお互いあるんだろけど

その思いが強すぎちゃって余計なことまで言って、

しまいにはなぜか口げんかになったりして、

あいつ苦手なんだよなーってカンジで、ああ青春。

これ見よがしのデザインオリエンテッドなたたずまいも

どーにも、こーにも、アザとすぎる気がしたし

どうもいけ好かない、気の合わない存在でしかなかった。

「おほほ! あなたごときのセンスで私が乗りこなせると思って?」

、、、みたいな。

アウトバーンで「おほほほ」いいながら

ひっくり返ったなんて話聞いた時なんか、

け! カッコつけすぎなんだよおまいわ!

、、とか思ってみたり。

そもそもアウディがデザインとかってコト自体がどうよ?

なにがどーしていきなりバウハウスなんて言うわけ?

いっくらなんでもヘンでしょ、そりゃ。

、、、などと差別的、排他的思想も含めて。

ところが、、時代は大きくうねっておる。

ついに(知らない間に)New TTが登場し(て)た。

TT類らしい細かな芸も効いてるし、なによりラインが綺麗だし、

むしろ、おつきあいするなら好みのタイプだなあと。

だけど、お話ししてて思ったのさ。

をいをい、いいのかよTTまでこんなコトで、、。

すげえ今の時代のクルマじゃありませんこと?

あのTTの『だれも見たことないモノ作っちゃおうぜ!』

ってなアホさバリバリ感はどこいった?

てか、ちっとも「おほほほ」いってねえぢゃんかよ!

これじゃライバルの「がっははは」や「でへっへへ」に勝てねえよ。

まあ、いちお根っこはTT類ってことみたいだから、

「うふふふ」くらいはいってる気はするけど、、。

てこつで元祖TTががぜんよく見えてきた。

なんか別の次元にぽつんといる孤高感がたまらん。

あの頃はわからなかった線や面の微妙な機微が

ここにきて、どうにもツボなかんじで。

いつしか時代に取り残され、尾羽打ちからし、

過去の栄光も空しく、歴史の片隅に追いやられんとするその姿。

そうか、、、お前も辛かったんだなぁ、、、。

わかったよ、行くトコねえんだろ、ウチに来いよ、、。

あばたもえくぼとはよく言ったモンだ。

幼いころ、口げんかばっかしてたあいつなんだけど、

いま、やたらいい思い出に変わってたりして。

再び出会ったときふたりは、、みたいな。

そいやスミレちゃんばっかりいじめるヤツが

実はスミレちゃんのコトが好きなもんで

つい気を惹きたくて、ついちょっかい出しちゃう

みたいな話が「魔法使いサリーちゃん」にもあったな。

まあ、そういうこった。