『綺堂随筆・江戸の思い出』
なんてのをいきなし読んでみた。
『半七捕物帖』や『番町皿屋敷』で有名(らすい、、)
岡本綺堂さんのいわゆるエッセイ集。
1872年生まれだから、、明治5年!
まあ、100年ちょい先輩の方である。
で、亡くなったのが昭和14年だってえから
きっちり明治・大正・昭和と生き抜いたわけである。
いやあ、おもしれかった。
説教くさくなくて、ひょうひょうとしているので、
まったく昔の話を読んでいる気がしない。
なんか、外に出たら馬車が走ってそうだもんな。
江戸名物白魚はんまいだの、お堀でウナギ釣れただの、
近ごろの子供たちはひ弱だの、震災話だの、台場だの日比谷公園だの、
中国怪談だの、徳さんや留さんの話だの、あぁ、江戸は素敵だ。
年賀郵便の所為で新年の回礼が廃れて残念!
なんて話は、いまの年賀メール見たらどう思うだろねい、、、。
とか考えてたら、この頃インターネットがあったら? なんて。
それこそブログなんてあったらさぞやおもしれーだろなう。
とか思ってたら、読んでみたいぞ
信長ブログと龍馬ブログ。
清親の絵が素敵だな。